青汁とプロテインを飲み合わせるメリット

青汁とプロテインを一緒に飲むメリット

たんぱく質の吸収率向上

青汁に豊富に含まれるビタミンB群は、たんぱく質の吸収を助けてくれます。
せっかくのプロテインを飲むなら、その吸収効率を上げてくれる青汁と飲んでみましょう。
ビタミンB群は糖質や脂質、たんぱく質のエネルギー代謝をサポートしてくれます。そのためビタミンB群が不足していると、せっかくプロテインから摂取したタンパク質を、体内で使える形に分解・吸収することができません。プロテインを摂るときには忘れずにビタミンB群も摂取しましょう。

便秘対策

たんぱく質を大量に摂取すると、胃や腸などの消化器官に負担がかかり、便秘になる可能性があります。しかし青汁を一緒に飲むことで便秘のリスクを下げることができます。
なぜなら、青汁には食物繊維が豊富に含まれているからです。

食物繊維とはその名の通り繊維質の栄養素で、善玉菌の餌になったり、水分を含んで便をかさ増しして排せつを促してくれます。プロテインと青汁を一緒に飲むことによって、身体にかかる負担を軽減し、腸内環境を整えながらたんぱく質を摂取することができるのです。

栄養バランスがとれる

青汁とプロテインを組み合わせることによって、栄養バランスが整います。
青汁は野菜からできているので、たんぱく質の含有量は少ないです。逆にプロテインはたんぱく質の含有量は多いものの、その他のビタミンやミネラルはほとんど入っていません。
そのため、このふたつを組み合わせることによって、ビタミンミネラルにたんぱく質を加えた、栄養バランスの取れた食事になるのです。

プロテインと混ぜてもいいか

プロテインと青汁は混ぜても栄養価は変わらないため、分けて飲むのが面倒という方は一緒に飲んでも問題はありません。しかしプロテインはチョコレート味やカフェオレ味など、多様なフレーバーで味付けされているものが多いため、青汁と混ぜた時に味が合わない可能性があります。
混ぜる場合はバニラ味や抹茶味など、青汁と合いそうなものから試してみることをお勧めします。

目的別に選ぶ青汁とプロテインの種類

ダイエット

→ソイプロテイン+大麦若葉の青汁

ソイプロテインとは、大豆由来のプロテインのことです。5~6時間かけて体内に吸収され、とても腹持ちがいいのでダイエットに向いています。

大麦若葉の青汁は、青汁の原料の中でも食物繊維が豊富なため、便秘解消に役立ちます。便秘が改善されると、腸内環境が整えられ、代謝が上がり、結果的にダイエットに繋がります。大麦若葉の青汁は味に癖がなくて飲みやすいので、習慣化しやすいことも魅力のひとつです。

このように、ダイエット効果の高いふたつを組み合わせることによって、より高い効果を得ることができるのです。

筋肉量増加

→ホエイプロテイン+明日葉の青汁

ホエイプロテインとは、牛乳を原料にしたプロテインです。ヨーグルトの上澄み部分のことをホエイと言います。ホエイプロテインは体内での吸収が早く、運動直後のたんぱく質補給に向いています。特にゴールデンタイムと呼ばれる筋トレ後の30分以内のタイミングで飲むと、トレーニングの効果が高まります。遅くてもトレーニング後24時間以内には飲むようにしましょう。

明日葉の青汁は、青汁の原料の中でも特にビタミンB2が豊富です。ビタミンB群はたんぱく質の吸収を助ける働きがあり、効率的に体内に取り入れることができます。吸収が早いホエイプロテインと組み合わせることによって、より早く、より多くのたんぱく質を吸収することができます。

健康促進

→カゼインプロテイン+ケールの青汁

カゼインプロテインとは、ホエイプロテインと同じ牛乳由来のプロテインです。しかしホエイプロテインとは対照的に吸収がゆっくりで、満腹感を持続させてくれます。
ガゼインプロテインを就寝前に飲むと、睡眠時に分泌される成長ホルモンが吸収を促し、筋肉を作ったり体の調子を整えてくれます。
成長ホルモンは就寝してから30分~3時間後が分泌のピークなので、それに合わせて就寝する1時間前に飲むことをお勧めします。

ケールの青汁は、青汁の原料の中でも特にカルシウムを多く含んでいます。ガゼインプロテインはカルシウムと密接に結びつき、吸収を高めてくれる効果があるので、ケールの青汁はうってつけです。